EPA(エイコサペンタエン酸)
オメガ3の主要成分の一つ。心血管疾患予防と抗炎症作用で広く研究される必須脂肪酸。
EPAとは
EPA(エイコサペンタエン酸、英: eicosapentaenoic acid)は、オメガ3脂肪酸の主要成分の一つ。1日1500〜2000mgの継続摂取で抗炎症作用と心血管疾患予防効果が示されており、エビデンスレベルA(メタアナリシス確立)。日本ではEPA製剤が高脂血症の治療薬として保険診療で処方される。サプリメントとしてはDHAと組み合わせた魚油製品が主流。
目次
EPAの概要
EPAはイワシ・サバ・サンマなどの青魚に豊富に含まれる多価不飽和脂肪酸。日本では1980年代から研究が活発で、JELIS試験など大規模臨床試験で心血管イベント抑制効果が示された。サプリメントだけでなく医薬品(エパデール等)として処方される独自の地位を持つ。
EPAの作用機序
EPAから生成されるプロスタグランジンE3・ロイコトリエンB5は抗炎症性が強く、オメガ6由来の炎症性メディエーターと拮抗する。血小板凝集抑制・血管内皮機能改善・中性脂肪低下作用も報告され、複数経路で炎症と心血管リスクに介入する。
推奨される摂取量と方法
サプリメント目安は1日1500〜2000mg。医療用は脂質異常症で1.8〜2.7g/日。食後摂取で吸収率が高まる。継続期間は3ヶ月以上が目安。
EPAとDHAの違い
EPAは抗炎症・抗血栓作用が強く心血管疾患予防に優れ、DHAは脳・網膜の機能維持に重要。両者は補完的で併用が一般的。
EPAに関するよくある質問
QDHAとどう違う?
EPAは抗炎症と心血管予防、DHAは脳機能維持に強みがあります。
Q医薬品EPAとの違いは?
医療用は高純度・高用量で、サプリメントは食事の補強として位置付けられます。
Q効果実感までは?
3ヶ月以上の継続が目安です。
Q副作用は?
高用量で出血傾向増強・げっぷ・魚臭が報告されます。
Q魚と併用すべき?
魚から摂取できれば理想的ですが、現実的にはサプリメントで補強するのが効率的です。
参考文献
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執筆者
ひざ日和編集部
編集部
膝の健康に関する情報を発信。医学的な根拠と専門家の知見をもとに、膝の痛みや不調に悩む方に役立つ情報をお届けしています。