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Lachmanテスト

前十字靭帯損傷を評価する代表的な徒手検査。膝を約20度屈曲位とし、脛骨を前方に引き出して前十字靭帯の弛緩を確認する。

ポイント

Lachmanテストとは

Lachmanテスト(らっくまんてすと、英: Lachman test)は、前十字靭帯(ACL)損傷を評価する最も感度の高い徒手検査。患者を仰臥位とし、膝を約20度屈曲位として大腿遠位を片手で固定、もう片手で脛骨近位を持って前方に引き出す。脛骨が前方に明らかに移動し、終末点(end point)が不明瞭であれば陽性。感度は約85〜95%でACL検査では最優先される。

Lachmanテストの実施と解釈

Lachmanテストは膝を約20度屈曲位で行うのがポイントで、この角度ではハムストリングの抵抗が最小となり、ACLの単独機能を評価しやすい。前方引き出しテスト(90度屈曲位)よりも感度が高く、急性期や患者の筋緊張がある場面でも有用。検者の手の大きさや手技の習熟度で結果が変動するため、左右差の比較が客観性を高める。

陽性所見には脛骨の前方移動量と「end pointの質」の2つがある。健常な膝ではACLが緊張して明確な硬い終末点を感じるが、ACL断裂では脛骨が止まらず軟らかい終末点となる。Lachmanテスト陽性、前方引き出しテスト陽性、ピボットシフト陽性の3つを合わせるとACL損傷の診断特異度はほぼ100%に達する。

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執筆者

ひざ日和編集部

編集部

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