ビタミンK2
骨形成と血管健康に重要な脂溶性ビタミン。MK-7形態の納豆由来素材が骨密度維持に有効性を示す。
ビタミンK2とは
ビタミンK2(英: vitamin K2、MK-7とMK-4)は、骨形成と血管健康に重要な脂溶性ビタミン。骨芽細胞のオステオカルシンを活性化してカルシウムを骨に沈着させる役割を担う。1日45〜180μgのMK-7形態(納豆由来)の継続摂取で骨密度維持・骨折リスク低下が報告される。エビデンスレベルB。日本では納豆食文化により伝統的に摂取量が比較的多い。
目次
ビタミンK2の概要
ビタミンKにはK1(緑黄色野菜由来)とK2(納豆・チーズ・動物性食品由来)がある。K2は骨と血管への作用が強く、特にMK-7(メナキノン-7)形態が長時間血中に留まり効果的。日本独自の納豆食文化が世界の研究者に注目される素材。
ビタミンK2の作用機序
骨芽細胞のオステオカルシンをγ-カルボキシル化することでCaを骨に沈着させる。同時に血管壁のMGPを活性化して血管Ca沈着(動脈硬化)を抑制する。骨と血管の両方でCa代謝を最適化する稀有なビタミン。
推奨される摂取量と方法
MK-7として45〜180μg/日。食後摂取が吸収率を高める。納豆1パック(約50g)にMK-7が約400μg含まれるため、1日1パックで十分摂取可能。
他成分との違い・併用
ビタミンDと併用で骨形成効果が増強される。Ca・VitD・VitK2の3点セットが骨健康の標準アプローチ。ワーファリン服用中は併用禁忌のため医師に相談を。
ビタミンK2に関するよくある質問
QK1とK2の違いは?
K1は血液凝固に重要、K2は骨と血管に重要です。サプリではK2(特にMK-7)が推奨されます。
Q納豆で十分?
納豆1パックで1日のMK-7必要量が摂取可能です。
Qワーファリンとの併用は?
併用禁忌のため、ワーファリン服用中は摂取を避け医師に相談してください。
Q副作用は?
安全性は高く、ワーファリン以外の薬剤との相互作用も少ないです。
Q骨密度への効果は?
閉経後女性の骨密度維持・骨折リスク低下が複数RCTで示されています。
参考文献
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関連項目・記事
執筆者
ひざ日和編集部
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