膝の腫脹
膝関節周囲が腫れる症状。関節液貯留・滑膜炎・関節包炎・血腫など多様な原因がある。
ポイント
膝の腫脹とは
膝の腫脹(しゅちょう、英: knee swelling)は、膝関節周囲が腫れる症状の総称。多くは関節内の液体貯留(関節水腫)が原因で、変形性膝関節症の機械的刺激から関節リウマチや痛風の炎症性疾患、外傷後の関節血腫まで原因は多岐にわたる。早期に原因を特定することが治療方針の鍵となる。
膝腫脹の原因と評価
膝の腫脹は発症経過から急性(48時間以内)と慢性(数週〜数ヶ月)に分け、急性では外傷・化膿性関節炎・痛風発作・偽痛風が、慢性では変形性膝関節症・関節リウマチ・滑膜炎・腫瘍性病変が鑑別の主な対象となる。発熱・全身症状の有無、可動域制限、皮膚の発赤・熱感を組み合わせて緊急度を判断する。
確定診断には関節液検査が最も重要で、性状・細胞数・結晶・細菌の有無を確認する。化膿性関節炎は緊急手術が必要なため、24時間以内の鑑別が予後を左右する。MRIは滑膜の肥厚や腫瘍性病変の評価に有用で、保存療法で改善しない慢性腫脹では実施を検討する。腫脹の頻度・経過・誘因を詳細に問診することで効率的な鑑別が可能となる。
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執筆者
ひざ日和編集部
編集部
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