JKOM
日本人の生活様式に合わせて開発された日本版変形性膝関節症評価尺度。WOMACの日本人向け修正版。
ポイント
JKOMとは
JKOM(じぇいこむ、英: Japanese Knee Osteoarthritis Measure)は、日本人の生活様式に合わせて開発された日本版変形性膝関節症評価尺度。WOMACをベースに、日本人特有の正座・しゃがみ込み・畳上動作といった項目を追加・修正した質問票で、25項目を疼痛・こわばり・日常生活・全般的健康度・社会活動の5領域で評価する。日本整形外科学会が推奨する標準尺度である。
JKOMの特徴と活用
JKOMは日本人の和式生活(正座・しゃがみ込み・床から立ち上がる動作・布団の上げ下ろし等)に重要な項目を含むため、和式生活が残る日本では欧米のWOMACよりも患者の実生活を正確に反映する。それぞれの項目は5段階のリッカート尺度で評価され、合計スコアが高いほど症状が重度。整形外科領域の保険診療や臨床研究で標準的に使用される。
JKOMの妥当性・信頼性は複数の研究で確認されており、WOMACとも高い相関を示す。日本独自の保険適用された変形性膝関節症評価尺度として人工膝関節置換術の効果判定や、ヒアルロン酸注射・保存療法の効果検証で広く活用される。患者の和式動作の困難度をピンポイントで把握できるため、日本の高齢者ケアの現場で特に有用である。
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執筆者
ひざ日和編集部
編集部
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