MRI
磁気共鳴画像法。膝の軟部組織(半月板・靭帯・軟骨・腱)を被曝なしで詳細に描出できる代表的な画像検査。
ポイント
MRIとは
MRI(えむあーるあい、英: magnetic resonance imaging、磁気共鳴画像法)は、強力な磁場と電磁波を使って体内の水素原子の挙動から画像を作る検査。膝関節では半月板・靭帯・軟骨・腱・骨髄といった軟部組織と骨内部を詳細に描出でき、放射線被曝がないことから繰り返しの撮影にも適している。膝痛の原因が画像で見えにくいときに最終診断ツールとして用いられる。
膝MRIで分かること
膝MRIではT1強調像・T2強調像・脂肪抑制画像(PD強調・STIR)を組み合わせて評価する。半月板損傷では水平断・矢状断で線状の高信号を判定し、ACL断裂では靭帯の連続性低下や付着部の浮腫を確認する。軟骨損傷はT2マップやdGEMRICといった専用シーケンスで定量評価が可能で、変形性膝関節症の早期診断や経過観察に応用されている。
骨髄浮腫はSTIR像で高信号として現れ、変形性膝関節症の進行や微小骨折・骨壊死の指標となる。MRIは検査時間が30〜45分と長く、ペースメーカーや磁性体植込み患者では撮影できないという制約があるが、膝関節の精密診断では他に代替できないツールである。撮影費用は3割負担で約7,000〜10,000円程度。
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執筆者
ひざ日和編集部
編集部
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