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脛骨

すねの内側にある太い骨。膝関節では上端の関節面が大腿骨と接し、体重の大部分を伝える主荷重骨である。

ポイント

脛骨とは

脛骨(けいこつ、英: tibia)は、すねの内側にある太い骨で、人体で2番目に長い骨。膝関節では上端の関節面(脛骨プラトー)が大腿骨と接し、体重の大部分を伝える主荷重骨である。プラトーは内側と外側の2面に分かれ、それぞれ内側半月板と外側半月板がクッションとして介在する。

脛骨の膝関節における役割

脛骨上端は膝関節の主荷重面を提供すると同時に、前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯の付着部としても重要な役割を担う。脛骨プラトー骨折は転倒や交通事故での高エネルギー外傷で発生し、骨片の陥没や関節面の不整合を残すと長期的に変形性膝関節症の原因となる。

変形性膝関節症で内反変形が進行すると、内側プラトーへの荷重が外側の数倍に達し、軟骨摩耗が加速する。高位脛骨骨切り術(HTO)は脛骨上端を切って外反位に矯正することで荷重分布を変え、内側軟骨への負担を減らす保存的な手術として選択される。比較的若年層で関節温存を目指す場合の有力な選択肢である。

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執筆者

ひざ日和編集部

編集部

膝の健康に関する情報を発信。医学的な根拠と専門家の知見をもとに、膝の痛みや不調に悩む方に役立つ情報をお届けしています。